コラム

はじめてピアスを開けました|ピアスのこと①

Facebook にシェア
このエントリーを Google ブックマーク に追加
Pocket

2020年9月、今年のうちに何か新しいことをしてみたいと思っていたときのこと。

友人が、こう言ったのです。
「今ってレーザーでピアスが開けられるらしいよ!」

この一言がきっかけとなって、わたしはピアスを開けることを決心(どういうことなの)。

詳しい理由を含めピアスを開けた時のことを備忘録として残したいと思います◎

ピアスが安定するまでと、その後のこと|ピアスについて②昨年9月に耳たぶ、10月に軟骨ピアスをあけたわたしですが、ようやくピアスホールも安定し好きなピアスを付けることができるようになりました◎...

どこに開けたの?

はじめてのピアッシングでは耳たぶ(通称ロブ)に3個開けました。右2つ左1つです。

はじめてのピアッシングということは、つまり2回目3回目もあるということですが、2回目と3回目は軟骨にピアッシングしました◎

瑛
まとめるとこんな感じ◎
  • 1回目のピアッシング:9月28日
    |右:ロブ2カ所
    |左:ロブ1カ所
  • 2回目のピアッシング:10月11日
    |右:アウターコンク
    |左:インダストリアル、インナーコンク
  • 3回目のピアッシング:10月30日
    |右:ロック(ルーク)、ダイス

なかなかの急ピッチですね(自分でもびっくりしている)。

最初から耳の完成図(?)のイメージがあったので、それに従って徐々に(というかどうかは微妙な速度ですが)開けてゆきました◎

全て病院で開けていただきましたが、ロブと軟骨はそれぞれ別の病院で開けていただいています。

※本記事では病院のお名前は伏せさせていただきます……!
ピアスを開けるときは「口コミ」「実際に施術を受けた人の感想」をよく調べることをおすすめします◎

ちなみに耳はこんな感じ

左耳のようす。痛そうに見えるけれど、インダストリアルは全く違和感なく過ごせています◎
右耳はこんな感じ。ダイスとルークがお気に入りです◎

1回目|ロブのピアッシング

こちらは炭酸ガスレーザーで穴を開けてもらいました。

レーザーでピアス穴を開けることができる病院は日本で唯一だとか。
ピアッサーやニードルを使った施術とは異なり、止血をしながら穴を開けるためトラブルが少ないことが特徴◎

先生によると下は1歳から、上は70歳の方がピアス穴あけにいらしているそう◎
海外では宗教などの事情によって、1歳の誕生日にピアスを開けることもあるみたい。

ピアス穴あけ以外の治療も行なっている病院だったので、待ち時間が長かったです。

瑛
はじめて耳に穴を開けるということもあって、緊張でおかしくなりそうでした笑

事前に調べたところによると「病院はスタジオと違って位置を自分で決めなくてはいけない」とか「病院の先生はピアス位置のセンスがない」といった情報もあって不安でした……が!!!

お世話になった先生はわたしの耳に合わせて「ピアスが一番美しく見えるバランス」を考えつつノギスを使って位置を決めてくださいました◎

瑛
こだわりがすごい。

耳たぶのフチから5 mm以上離れていないと、いざピアスをつけた後に引きちぎれる可能性が高くなるそうです。
これから開けようと思っている皆様はご注意を……!

レーザーでのピアッシングを決めた理由は普段の実習
レーザー加工を教えているということもあってステンレスを切ってるレーザーでピアッシングって興味ある! と思ったのと、その興味が元になって刃物を使う穴あけとは違ってなんとなく耐えられそうと思ったのがきっかけでした。

ピアッシング時の痛みは?

一番心配していた痛みですが、これは痛いというより熱い感じでした。
全然耐えられる熱さ。料理中に飛んでくる油のほうがよっぽど熱い気がする……!

ピアッシング後の痛みは?

驚いたことに無痛でした◎

ジンジンするよと聞いていたけれど、あれはピアッサーなどを使ってばちんと耳たぶを挟んだ衝撃による痛みとのこと(※先生談)。

傷の治りはレーザー>ニードル>>>ピアッサー、ピアスガンだそう。

血が出る、腫れるといったトラブルも全くなく1ヶ月が経過し、無事にピアスホールが完成しました◎

2回目&3回目|両耳軟骨のピアッシング

ロブの安定を待つ間、インスタグラムを眺めているうちに「軟骨可愛くなあい……?」と思いはじめたことがきっかけで軟骨のピアッシングを決意。

軟骨のピアッシングで注意すべきなのは道具ニードルと呼ばれる針を使って開ける方が傷の治りも早く、ホールも綺麗にできるそう◎

トラブルの多い軟骨部分にピアッサーやピアスガンはおすすめできません……病院によってはピアスガンで処置をするところもあるようなのですが、わたしは念のためニードルで穴あけをしてくれる病院を選びました。

この病院でも、位置や角度は先生が決めてくださいました◎
局所麻酔も眼科用の極細針を使ってくださる病院だったので、麻酔の痛みもなくて一安心◎

ピアッシング時の痛みは?

局所麻酔をしたので痛みは皆無でした!

レーザーの熱さの方が凄かった印象があります。大袈裟でなく、本当に刺さったことすら分からなかった……。

瑛
局所麻酔ってすごい……!

ピアッシング後の痛みは?

刺激を与えなければ全く痛くありません◎

ただし気をつけなければならないのが麻酔が効いている間
痛みを感じないせいで枕にピアスホールを当てたまま寝る翌朝大変です(わたしがやらかしたやつ)。

瑛
風が吹いただけで痛い状態になります(涙)

数日の間は寝るときに圧迫すると痛むので、不安な場合は片耳ずつのピアッシングが◎

開けて数日は違和感がありましたが、2週間ほどで痛みも違和感も0!

ただし軟骨は最低でも3ヶ月、余裕を持って半年はファーストピアスが外せないのでゆっくりのんびり育てる必要があります。

<div class=”concept-box6″><p>ただしインダストリアルは他の軟骨に比べて安定するのが遅めです。わたしの場合は下のホール(ヘリックス)が数日熱を帯びていました。</p></div>

場所によって痛みは違う?

よく「軟骨ってどこが一番痛いの?」と聞かれますが、これは人によります

特に局所麻酔を使って開ければ開ける瞬間の痛みも0にできるので、痛みに弱い方は麻酔を使ってくれる病院で開けるのがおすすめです。

開けた後の痛みは場所によって様々ですが、こちらも思っていたほど激しい痛みはないというのがわたしの感想!

ご参考までに、以下にわたしの経験をまとめておきます◎

  1. インダストリアル
    手がかかる。一本のバーベルで2つの穴をつなぐので穴の安定が遅め。
    ちょっとしたことで引っかかるので注意が必要。
  2. ヘリックス
    髪の毛が長めの人はちょっと痛いかも……?
    (特筆すべき痛みがなかった場所)
    ただしとにかく手やタオルが当たるので安定しづらいです。
  3. フォワードヘリックス
    チリチリと痛い。
    数日で治るけれど、笑ったりご飯を食べたりするときにチリチリ痛みます(傷が開く時みたいな痛み)
  4. アウターコンク
    軟骨が薄い人は安定が最も早い(かもしれない)!
    わたしの場合は開けた後の痛みもなく、経過も良好でした。
  5. インナーコンク
    意外と引っ掛けづらい場所なのでおすすめ!
    滅多なことがない限り触れないので痛みを感じることはありませんでした◎
  6. ロック(ルーク)
    開ける瞬間の痛みを感じた唯一の部位。局所麻酔をかけたのに……笑
    開けた後は無痛。ピアスを忘れるくらいお利口さんです。
  7. ダイス
    軟骨史上一番痛くなかった場所。開けた後も痛みません◎
    しかし開けた日の夜に突然大量出血した唯一の部位でもあります(怖)
    この時も不思議なくらい痛みがなかった……。

安定のしやすさも人それぞれらしいのですが、耳の内側に行くほど手やタオルを引っ掛けづらいので安定もしやすくなります◎

瑛
わたしはダイスとロックが一番安定が早かったよ!

耳たぶについてはピアッサーで開けたときの経過についても記事にできそうなので、もうしばらくお待ち下さい◎

アフターケアについて

いろいろなサイトでアフターケアについて書かれていますが、内容にはかなり差があるようです(わたしも困惑しました)。

瑛
ここでは病院の先生から教えていただいたケアの方法を紹介するよ!

1|ピアスをむやみにいじらない

気になるからといってピアスをいじったり、腫れているからといって1日に何度も軟膏を塗るのはNG。

その全てがピアスホールにとって刺激になるそうです。

お風呂のときにぐるぐる回すという人もいるようですが、病院の先生によると「ピアスを回す必要はなくて、洗顔料の泡で包み込むようにして洗う→泡を乗せて数分放置して優しくすすぐ」でOKとのこと◎

あとはドライヤーの冷風を当ててしっかりと乾かしてください!
ピアスホール周辺は綿棒で水気をとるのがおすすめです。黒綿棒より汚れが確認しやすい白綿棒がGOOD

瑛
治りかけのときに痒みが出るので、無意識にかいてしまわないよう注意してね……!

2|軟膏を日常的に使用しない

病院から処方された軟膏は「1週間」のみ使用しました。

事前に調べて入手しておいた軟膏もあったのですが、抗生物質の入った軟膏を常用すると薬剤耐性菌といって薬が効かない菌が増えるためいざというときに薬で対処できなくなってしまいます。

抗生物質、ステロイド系の軟膏の多様にはご注意を!

3|出血したら圧迫止血

特に軟骨のピアッシング後に多いトラブルが出血

瑛
わたしもダイスから大量出血しました……。

夜だったこともあって本気で焦りました。緊急外来をGoogle先生に尋ねるくらいには焦った……が!

そんなときこそ慌てず騒がず冷静に圧迫止血!

ピアスをつけたまま、血が出ているホールの上を痛みを感じない程度の力で5分ほど抑えます。

5分ほど経ったら、そっと力を抜いて(急に抜くのはNG!)血が止まっていたら止血終了。止まっていなければもう一度チャレンジして、無理そうであれば早急に病院へ。

ティッシュをかませると圧迫しやすく血も吸い取れるのでおすすめ!
※ただし必ず乾いたティッシュを使用してくださいね……濡れティッシュだと永遠に血が止まりません(泣)

<div class=”concept-box6″><p>後から気付いたのですが、わたしの出血はピアスホールより高い位置で髪の毛を結んでいたことが原因でした。(髪を解いたら翌日から出血しなくなりました)

まさか髪を結ぶ位置が出血に関連してるなんて思わないですよね……髪の毛が長い方は、ピアスホールが落ち着くまでできるだけゆるく、下の方で結ぶのがおすすめです◎</p></div>

4|ピアスを開けるのは自分で対処できるようになってから

中にはピアスをこっそり開けなければならない人もいるかと思います。

わたしは自分できっちり対応してゆけるなら、ピアスを開けるのは個人の自由だと思うのです。(もちろん守るべきルールはきちんと守った上で楽しむという意味の「自由」です◎)

逆に、ピアスは穴を開けてすぐ楽しめるものではなくて、長い間ファーストピアスをつけっぱなしにする必要があったり、安定してからもコツコツとケアを続けてゆかなければならないもの。

「早く可愛いピアスつけたいから、ファーストピアス外しちゃお!」とか「ケア面倒だし、ちょっとくらいいいよね」と思ってしまう人は気をつけて!

自分でピアスを開ける以上、身体のことも周囲のことも、きちんと自分で対処してゆけるかどうか開ける前に一度考えておくと良いのかなと思います◎

まとめ

耳たぶのホールは安定したけれど、軟骨はまだまだ安定まで長い道のりとなりそうです。

ゆったり育ててゆければいいなあ……と思うと同時に、これからピアスを開けようと考えている方の参考になれば嬉しく思います◎

それでは!

ピアスが安定するまでと、その後のこと|ピアスについて②昨年9月に耳たぶ、10月に軟骨ピアスをあけたわたしですが、ようやくピアスホールも安定し好きなピアスを付けることができるようになりました◎...
Facebook にシェア
このエントリーを Google ブックマーク に追加
Pocket

ABOUT ME
シンプル×効率的に、広く浅く学ぶがモットー!ノートまとめの方法や読書のこと、手帳の情報を発信中。 ここでの出会いが、あなたの明日に笑顔を増やす一助となりますように!