昨年9月に耳たぶ、10月に軟骨ピアスをあけたわたしですが、ようやくピアスホールも安定し好きなピアスを付けることができるようになりました◎
今回は安定する直前のケア方法や、安定してから気を付けることについて備忘録も兼ねて書いてゆこうと思います。
Contents
安定するまで│安定が早かった部位は?
個人差が大きいピアスの安定期間。
一般に耳たぶ(ロブ)の安定には1~3ヵ月、軟骨の安定には最低半年~1年かかると言われています。
が!!
耳たぶの厚みは 3 mm程度、特別福耳というわけではないのですが、なぜか耳たぶがなかなか安定しませんでした。
この原因は後述しますが、耳たぶより安定に時間がかかるよと言われた軟骨は気を遣っていたおかげか3ヵ月ほどでトラブルがほぼ0になりました。
半年経った今、ヘリックスについてはホールの内側にもきちんと皮膚が出来上がっている状態になっています◎
開けてから一か月の間はすごくすごく気になりました……痛いんだけど言うほど痛くないという微妙な鈍痛はいい思い出です。
耳たぶのピアスが安定しない人へ
さて、ここからは耳たぶのピアスがなかなか安定しなかった理由を考えてみたいと思います。
よくファーストピアスは1カ月抜いちゃダメと言われますが、これは本当。
油断して抜くと秒でホールが消えます。人体の神秘。
なので、開けてからまだ日にちが経っていないよという人は、病院やスタジオで教えてもらったケアを地道に続けるのが◎
問題は一般にホールが安定すると言われている3カ月を過ぎて、何もなければピアスの交換はできるんだけど、ホールはちょっと赤くてたまにすごく調子が悪くなるという人。
わたしの場合は、3つの方法を併用してホールを安定させることができました◎
1│ゲージを大きくする
耳たぶのファーストピアスには16Gのボディピアスを使っていましたが、たまに調子が悪くなってしまい安定しないので14Gに拡張してみました。
2│ピアスの長さと形を見直す
ファーストピアスは長めがいいよ! とのことだったのでシャフト長6mmのボディピアスを使っていましたが、6mmって結構長いんです。
ホールが安定の兆しを見せてからは、サージカルステンレスのボディピアスではなくガラス製のピアスに変更し、シャフトも耳たぶぴったり(ガラスピアスなのでキャッチの位置を調整してピアスがぐらつかないようにする)にしました◎
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あと余談ですがリング系のピアスは完全にホールが完成してからのほうが絶対にいいです。くるくる回すだけで洗えるかな~と思ったのですが、それ以前にちょっとしたことで左右に振られるのでめちゃくちゃ痛かったです……。
たいていのボディピアスはシャフト長(軸の長さ)が表記されていますが、ガラスピアスについてはトップ部分+シャフトの長さが表記されています。
たとえば、普段のシャフトの長さが6mmだからと言って6mmのガラスピアスを購入すると長さが足りないということになるので注意が必要です。
お店によって表示方法が違う可能性はありますが、ガラスピアス購入時は「普段のシャフト長」に「ガラスピアスのヘッド部分の厚み」と「キャッチを付ける余裕」をプラスして購入するのがおすすめです◎
3│ピアスとホールを定期的に洗浄する
これが一番効果絶大でした。
ホール内に薄い皮膚ができはじめた時期になると、ピアスを動かすときにさほど痛みを感じなくなります。
ファーストピアスの期間を過ぎて、ホール付近がちょっとかゆいなと感じるようになったら3日に1度はピアスを洗うようにすると目に見えて安定が早くなります◎
実はつけっぱなしにできるピアスとはいえ、一日つけているとびっくりするくらい汚れがたまります。お風呂で洗う程度じゃ取れないかな……ってぐらいたまります(実際取れてなかった)。
この汚れがピアスの軸に付着して固まり、内側の皮膚を傷つけていたので安定が遅れていたようです。
2021.8.21追記:安定するまでフープピアスはNG!
ステンレスのピアスであっても、安定するまではリング系、フープ系のピアスは付けないほうが◎です。
安定したかどうかの判断って迷うけれど、わたしは傷みなくリングピアスを付けられるかどうかで判断しています。
入れづらかったり、入れるときに痛いようならストレートタイプのピアスが◎
安定していない状態でリングピアスを入れるとピアスホールの内側が傷ついて、その傷が原因でしこり(粉瘤)ができることも。
ピアスの洗い方
これはファーストピアス期間を過ぎてからのケアになりますが、洗い方はとっても簡単。
お風呂に入る前にピアスを取り、小さめの容器に石鹸を水に溶かしてその中にピアスを入れておくだけ◎
お風呂の中では、ピアスホールに泡立てた洗顔せっけんを乗せて優しくホールとその周りを洗ってあげればOK。
お風呂上りに、ピアスを入れた容器をのぞいてみて下さい。
多分衝撃を受けると思います。
ピアスからはがれた皮脂汚れが、容器の底に沈んでいるはず。(実際の写真を載せようかと思ったのですが、こちらは自主規制)
たった一日だしいいか~、なんて油断しているとピアスはすぐに汚れてしまうようです。
これから暑くなる季節がやってきますが、暑い時期は2日に1度はピアスを洗うほうが良いかもしれません。
ボディピアスは基本的につけっぱなしでも問題はありませんが、ちょっとピアスがかゆいなと感じたら迷わずピアスを洗うのがおすすめです◎
ピアスの材質や装飾について
わたしはピアスホールの安定まではボディピアスを使っていたので気にすることなく石鹸水にINしていましたが、問題は安定後の普段使いのピアスのこと。
安定後に使うピアスも、できれば1日着用したらお風呂の前に外してつけおき洗いをしたいところ。
となると、気にしなければならないのはピアスや装飾に使われているものの材質です。
水に弱い特徴を持った天然石や、変質しやすい素材で作られたピアスは洗浄できないので長く使うには不向きかもしれません。
ちょっと気になったのでジュエリーショップで尋ねてみたところ、オパールの中でもエチオピアオパールは特に吸水性が強いため、水につけると変色したり遊色が元に戻らなくなることもあるので注意しなければならないそうです。
ほかにもラピスラズリやエメラルド、サンゴや真珠も水は厳禁。ピアスを選ぶときは、石の特徴も考える必要がありそうです。
ページ下部に天然石の洗浄方法が載っています。
その他の天然石も、洗う前に一度特徴を検索してみるのがおすすめです◎
同じ理由で立て爪デザインのピアスは爪の部分に汚れがたまりやすいですが、着用のたびにつけおき洗いをすればすぐに汚れが落とせるので大丈夫!
ピアスを購入するときは、ぜひ洗いやすさやそもそも洗えるかどうかといったポイントもチェックすることをおすすめします◎
まとめ
自宅で過ごす時間が長い今日この頃、ピアスを開けたよ! という方も、ピアス愛用中だよ! という方も、ファーストピアス期間を過ぎたらぜひピアスのつけおき洗いをしてみてください。
本当に衝撃を受けますよ……!!(真面目に排水になります)
ピアスは小さくて手軽。つけている感覚のないアクセサリーだからこそ、汚れがたまっていても気付きづらいもの。
お風呂に入る前にちょっとひと手間、お気に入りのピアスもさっぱりさせてみてはいかがでしょうか◎
それでは!