本の街:神保町と歴史ロマン残る街:御茶ノ水。
秋葉原にもほど近いこの2つの街、実はパンケーキが美味しいお店が多い場所でもあるんです。
本を探すのに疲れたら、出会いたての本を片手にパンケーキなんていかがでしょうか?
石窯ベイクブレッド茶房TAMTAM/神保町
まずご紹介するのが、神保町にあるカフェTAMTAMさん。
都営地下鉄 新宿線・三田線「神保町駅」A7出口もしくは東京メトロ 半蔵門線「神保町駅」A7出口から出てすぐのところにあるカフェです。
前に紹介したニコライ堂からも歩いてくることができる距離にあるこちらのカフェ、おすすめはなんといってもふわふわの極厚パンケーキ!
角張った箇所のない、まんまるでつるんとしたパンケーキをいただくことができるのです。
外はカリッと、中はふわっとしたホットケーキはおやつと言うより主食級のボリューム感。まるでパンのように美味しさがぎっしりと詰まった生地感は唯一無二!
むっちりともっちりの間にあるような重厚感あふれる生地がたまらない。
パンケーキは「ちょこん」としていて物足りないことも多いですが、TAMTAMさんのパンケーキは男性の方でも満足できるボリュームだと思います。
小腹が空いたときというよりは「お腹すいた! だけどご飯ものじゃなくて大きいパフェみたいに甘いものをがっつり食べたい!」というときにおすすめのパンケーキです!
土日や連休は長蛇の列
わたしがお邪魔したのは土曜日でしたが、待ち時間はおよそ1時間でした。
店内に待つスペースはなく、屋外の椅子に座れる人数も限られていますので、ハイヒールなど足に負担がかかる靴で来店される際はご注意を!
並ぶ場合、真夏は飲み物や日傘などの熱中症対策もお忘れなく。
ちいさな子どもさんがいるご家庭の場合、子どもたちが「別の場所行こうよ〜」とぐずっている姿も良く見かけますので、近くの書店で暇を潰すか、比較的空いている開店時もしくは夕飯時を狙っての来店が吉!
自家焙煎珈琲みじんこ/御茶ノ水
御茶ノ水駅から少し離れた場所、閑静な住宅街の中に佇むカフェ「みじんこ」。
駅からは7分ほど歩かなければなりませんが、昼過ぎに出かけても日陰が多く、さらに途中「湯島天神」や「神田明神」があるため、観光をしながらすいすいと歩いてくることができます。
こちらもTAMTAMさんと同じく人気店ですので行列必至ですが、店頭で名前と電話番号を告げると空席ができ次第電話でお知らせしていただけます。
お隣にセブンイレブンがありますが基本的に時間を潰せる場所がありませんので、
① 最初に「みじんこ」さんに来店、電話番号を告げる
② 湯島天神や神田明神を観光
③ 電話があったらお店へ
という流れが◎
さて、こちらでいただくことのできるパンケーキは厚みと香りが特徴!
注文を受けてから丁寧に焼き上げられるパンケーキは、美しく均一な焼き目のついたふわふわな逸品。バターの香りが芳しく、メープルシロップなしでそのまま食べても美味しい!
ふんわりとしたパンケーキに、甘さ控えめのメープルシロップがスッ……と吸い込まれてゆくさまはそれだけで極上のご馳走。
みじんこさんのメープルシロップは本当にさらりとしているので、たくさんかけてもくどさを感じないのが特徴です。
珈琲も本当に美味しい
みじんこさんに来たらぜひとも飲んでいただきたいのが珈琲。
特に急冷アイスコーヒーは、アイスコーヒー好きの皆さんに全力で推したいこの夏いちばんのお気に入りです。
アイスコーヒーというと、ぶっちゃけ薄いのが定番。
まろやかな口当たり、すっきりした飲み口と言われたりするけれど、正直薄いという感覚が否めないものですが、みじんこさんのアイスコーヒーはまさにホットコーヒーをそのまま急冷しましたというお味。
パンケーキと一緒に頼んで、食後に飲んでも全く薄みを感じません。
珈琲は好きだけど、アイスコーヒーではちょっと満足できない……という皆様に一度飲んでいただきたいアイスコーヒーと出会うことができました!
読書の秋、食欲の秋はもうすぐそこ!
この記事を書いているのが2019年8月18日ですので、そろそろ秋が見えてくるかなという頃。
さあ、読書と食欲の秋はもう目と鼻の先。
美味しいパンケーキと素敵な本を探しに、ちょっとそこまで。
もしかしたら、おいしい出会いが待っているかもしれませんよ。
それでは*
お店情報
〒101-0051 東京都千代田区神田神保町1丁目9
〒113-0034 東京都文京区湯島2丁目9−10