コラム

コオロギではなくもはや海老。|無印良品コオロギせんべいレビュー

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SDGsが普及し始めた昨今、にわかに注目を集めているのが昆虫食。

虫なんて無理! って思う人も多いかもしれないけれど、虫って(種類によるけど)基本めっちゃおいしいです。

瑛
それこそ想像の300倍くらいはおいしいので見かけたらぜひ食べてみてほしい……!

今日は無印良品で「コオロギせんべい」を見つけたのでお味をレビューしていきたいと思います◎

コオロギ、無印に現る。

先日、無印良品に立ち寄ったときのこと。

瑛
あああコオロギ売ってる!!!(歓喜)

コオロギせんべいなるものが売っているのを見て即買いしました。
というのも、実は昔コオロギを食べたことがあって、あまりのエビ感に感動したことがあったからなのです。

……まあそのときは「コオロギです!!!」という見た目だったので抵抗感やばかったのですが、ありがたいことに無印良品のコオロギせんべいは見た目のコオロギ感は0に設定されています。

「無印です!!!」って感じのナチュラルな(?)見た目なので見た目の参入障壁低めです。

どうやらコオロギせんべい、全国的に品薄のようです。

わたしの妹は無印良品で働いているのですが、妹の働く店舗でもやはり売り切れ状態なのだとか。

気になる方は見かけたタイミングで購入するのがいいかもしれません◎

瑛
ただし甲殻類アレルギー持ちの人は気を付けて!

食用コオロギパウダーにはエビやカニをはじめとした甲殻類に似た成分が含まれています。
味だけではなくて成分も甲殻類よりのようなので、アレルギーをお持ちの方はご注意を。

▲袋の裏側にも赤字で注意がされています。食べたらかゆくなったよ、という人もいるようなので、口にする場合もまずは少量から様子を見るようにしてください。

 

▲コオロギせんべいの原材料。馬鈴薯でんぷん、コーンスターチの次にコオロギパウダーの文字が……!

 

昆虫食、結構広がってるみたい。

気になって調べてみたら、コオロギ以外にも昆虫食が普及しそうな勢いが。

東京新聞|世界が注目する昆虫食=未来のタンパク源 無印良品でも「コオロギせんべい」発売

瑛
アフリカでバッタが大量発生して大変というニュースもあったけれど、そのうち「バッタが今年も大量発生!! バッタパーティーの準備はいい?」って見出しの昆虫予報とか実現するのかな?笑

気になるお味は……生臭くないエビせんべい!

コオロギせんべいの見た目は薄焼きえびせんとほぼ同じ。
かっぱえびせんやバリバリざくざく触感のえびせんべいとは違って、薄くて軽いタイプのえびせんよりの見た目をしています。

瑛
黒く見える小さなつぶつぶがコオロギパウダー!

結構入ってるように見えますが、匂いは全くありません。

食べた感じは「えびせんだ……」です。完全にエビの味、というわけではなく磯臭さや生臭さのないエビの味という印象です。

瑛
コオロギに「そりゃ海で生活してないからな!」って言われそう

甲殻類らしい香ばしさも口の中に残らず、食べた後も嫌な味が残りません◎
えびせんから純粋に香ばしさだけを取り出したような優しい香ばしさが好きです。

よくえびせんはお酒のアテにする人もいますが、コオロギはそこまでパンチがないのでどちらかというとほうじ茶や緑茶のお供によさそうです。

瑛
試しにコーヒーに合わせてみたのところ、見事なまでにコオロギの香りが負けました笑

えびせんだと「甲殻類が失礼しますよ~」って香りが若干残るのですが、コオロギはさっぱりしていて食べやすいですね。

塩味について

これは完全な主観ですが、たぶんコオロギせんべいを食べた人は「コオロギの味」よりも「塩味」のほうが気になるかもしれません。

数枚食べるだけなら気にならないのですが、わたしのように作業しながら一袋開けちゃうタイプの人は「ちょっと塩味強め???」と感じる人もいるかも。

普段薄味がお好みの方は、一気に食べず少しずつ楽しむのがおすすめです◎

 

湿気に注意!

冒頭で載せたコオロギせんべいの画像をよく見ると、大きな乾燥剤が封入されていることがわかります。

クーラーガンガンの部屋で食べていますが、湿気ってるかもくらいの触感になるのが早めなので湿気には弱い可能性大。

瑛
食べたらこまめに口を閉じておくのがおすすめだよ◎

 

おまけ:食べたことのある虫+生物のはなし

実は、学生時代にアルバイトでお世話になっていた博物館が民俗学専門で、世界中の食文化や調理の編纂を展示したコーナーがあったのです。

そんなわけでたまに世界の珍しい食品が集まるイベントが行われていたのですが、そこには昆虫食の姿もちらほら。
それに加えて博物館のある地域は国際交流が盛んな地域だったこともあって、昆虫食に触れる機会も豊富。

まあ色々食べさせられました食べさせていただきました

瑛
今まで食べてきた虫をちょっとだけ紹介するよ!

オオスズメバチ

串焼きにされてました。
サイズからして多分オオスズメバチと思うのですが、詳細は不明(売っていた人の言葉がわからなくて「Oh!! Honet? OK!!(全然OKじゃない)」って適当に返事してました)。

見た目の破壊力はすごかったのですが、味は至って普通むしろうまいよく言われるように「エビ」でした(本当にそれ以上でもそれ以下でもなく、シンプルに「エビ」

スズメバチ屋さん(?)によると「羽は硬いからむしったほうがいい」「内臓がありすぎる個体は生臭いからとったほうがいい」とのこと。

瑛
それ以来羽のある虫を見るたびに食べるときは羽をむしるんだろうなあ……と思うようになりました笑

カエル

これは中華料理の高級食材としても有名ですよね! わたしが食べたものは唐揚げになっていて、見た目のカエルらしさはなくなっていました。

瑛
味はめちゃくちゃ上品な鶏肉! 淡白でさっぱり、だけど旨味がある不思議な感じ。

カエルって言われなかったら絶対気付かないです。
それぐらいおいしいです。

ただ、生ハムの類と一緒で「安くて適当に調理されたものはイマイチ」とのことなので、おいしいカエルを食べたい場合はちょっと高級な中華料理屋さんでチャレンジするのがおすすめです◎

クモ

めちゃくちゃ大きなクモが、やはり串焼きになっていました。

これは完全に見た目がアウト(クモさんごめんなさい)で食べる気はなかったのですが、一緒に行った人がチャレンジして「脚だけ食べてみて!」と言われたので脚だけ食べました。

感想はシンプル。

瑛
がすごい!!!

何だろう、クモの種類調理法によるんですかね……味とかそういうものよりも「クモ毛深っ!」というインパクトが強くてあんまり味を覚えていません!!

クモにチャレンジするときは毛の処理をしてからお召し上がりになることをお勧めします笑

カンガルー

これは博物館で食べました。オーストラリアでは一般的な食材らしいのですが、ハードル高めです。

瑛
食感がシンプルにタイヤ。以上。

肉というよりゴムです調理方法によるのかもしれませんが、とにかくゴム製品みたいな食感「???」となったので、オーストラリアに行くことがあれば、ぜひ本場のカンガルー肉で再チャレンジしたいなあと思っています。

ワニ

ワニも博物館で食べたのですが、正直これが一番驚きました。

瑛
チキンだ……完全に鶏肉の味がするぞ……!

鶏肉食べてるんだよねと錯覚するくらい鶏肉の味でした。

鶏とワニって食べてるものも住んでる場所も違うのに、なんで同じ味になるんだろう……このあたりのメカニズムがわかったら、おいしい昆虫を見つける方法にも応用できそう。

珍しい食材にチャレンジしたいけど味が心配という方にはまずワニをお勧めします。

 

今日のまとめ

今日は無印良品のコオロギせんべいをご紹介しました。

昆虫食と聞くとハードル高めに思うけれど、食べてみると新しい世界が開けること間違いなし◎
無印良品でお買い物をするときに、ぜひ探してみてください◎

それでは、また次の記事でお会いしましょう!

  • 無印良品のコオロギせんべいは優しい香ばしさのえびせんべい!
  • コオロギパウダーには甲殻類と同じ成分が含まれているので、甲殻類アレルギーの人は注意が必要。
  • 品薄なので気になっている人は見かけたら購入が◎
  • コオロギせんべいはコーヒーやお酒よりも日本茶に合う。
  • 湿気に注意して保管をするのが◎
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