本日、念願のドラム型洗濯機が到着しました!
縦型洗濯機からの買い替えでしたが、結果は大満足。
今回は我が家が購入したドラム型洗濯機:PanasonicのCuble(キューブル)のレビューを書いてゆきたいと思います◎
4月を控えたこの時期、進学や就職などで引っ越しをする方はぜひ参考になさってください!
Contents
Panasonic|Cuble(キューブル)について
今回購入したのはPanasonicのCuble。
スタイリッシュなフォルムと大きな透明窓が印象的な洗濯機です。
Cubleの特徴の一つが2017年度のグッドデザイン賞にも輝いた見た目。いい意味で洗濯機らしくない見た目です。カクカクした四角形フォルムの洗濯機ってなかなかない。
今回購入したのはVG1400シリーズですが、実は売り場にはもう一つ上のランクのCubleもありました。
お店の人に聞いてみると、操作パネルがタッチパネルということ以外の違いはないそう。
いわゆる普通の洗濯機みたいなボタンでもOK! という人はVG1400シリーズ、電源を入れるとふわっと浮かび上がるタッチパネルがいい! という人はVG2300シリーズがおすすめです。
前モデルのVG740シリーズは以下の機能がついていないので、Cuble購入をお考えの方は要注意!
※以下のコース以外の性能は最新モデルと同じなので、コース機能はそんなにいらないよ! という場合はVG740シリーズがおすすめ!
- タオルコース
- ダニバスター
- 化繊60分コース
- ナノイー
- エコナビス
- マホで洗濯
実際に使ってみてどうだった?
洗剤・柔軟剤の自動投入:★★★★★
専用のタンクに洗濯洗剤や柔軟剤を投入しておくと、洗濯機が洗濯物の重さに合わせて最適な量を自動で投入してくれます。
自動投入の量は「少なめ」「標準」「多め」から選べるので、「柔軟剤ちょっと多めにしたいな〜……」とか「汚れの激しい服が多いから洗剤多めがいいな……」なんて場合も安心!
洗剤の銘柄によって異なる基準量にも対応できるようになっています。
Cubleの自動投入タンクに入る量はおよそ870 mlなので、大容量の詰替え用を購入しておくと節約&もしものときの備蓄ができて一石二鳥!
もちろん、手動投入も可能。状況に応じて好きな投入方法を選べます◎
洗剤をタンクに入れてしまえばケースは必要なくなるので、洗濯機周りがスッキリします。
最近、ドラッグストアで「詰替え用だけの柔軟剤」をよく見かけていたのですが、洗剤や柔軟剤を自動で投入してくれるタイプの洗濯機が増えたというのも関係しているのかもしれないな、と気付かされました。
洗濯機を買い換えることでプラスチックごみを減らす世界的な取り組みに無理なく自然に参加できるのもよいですね◎
乾燥機能:★★★★☆
Cubleを購入するかどうか迷うポイントはこの乾燥機能になるかもしれません。
というのも、Cubleが採用しているのは「ヒーター式」と呼ばれる乾燥方式。大きなドライヤーで熱風をあてて洗濯物を乾かすといったイメージの乾燥方式なのですが、空気を熱するぶん電気代が高めになるという欠点があるのです。
一方、乾燥させた空気を洗濯物に当てる「ヒートポンプ式」の場合、空気を熱することがないため電気代が安くなります。ヒートポンプ式がいいな……という場合、同じPanasonicだとNA-VX700AR-Wあたりが検討機種になるかなと思います◎
Cubleの洗濯容量は10 kgですが乾燥できるのは5 kgまで。
タオルコースは2 kgとなっているので、乾燥機能を使用する際は詰め込みすぎないように注意しましょう◎
実際に使ってみて|結露も乾燥も問題なし!
結論から言うと、きっちり乾きました。かかった時間は洗濯と乾燥合わせて3時間くらいです。
心配していた乾燥シワも皆無! 心配していた水蒸気も我が家はまったく影響なし◎
2人暮らし×2日分の洗濯物をまとめて投入したのですが、ズボンのゴム部までしっかりと乾いていました◎
説明書に「タオルは糸くずが出るため他の洗濯物とは分けてのお洗濯が◎」と書いてあったので、タオルは分けておいたほうが良さそうです。
換気がうまくできないお部屋の場合、室内に水蒸気が充満して全体的にしっとり結露なんてこともあるみたい。
洗濯機置き場に窓はありませんが、お風呂の扉と窓をちょこっと開けてお風呂の換気扇を回したら平気でした!
タオルコース:★★★★★
もしかしたら乾燥機能よりも感動したかもしれないのがこのタオルコース。
「今治タオルIKEUCHI ORGANIC監修 “プロの技”3つに学んだ専用コース」というPRを半信半疑で眺めつつ、たっぷり4年使用して傷んだタオルを試しに洗濯してみてびっくり!!
天日干し時はカリッカリという仕上がりだったのですが、Cubleのタオルコースを使用して洗濯したタオルは別次元の仕上がり!
ふわふわなんだけど適度な水分も含んだ新品タオルみたいな乾き方。中古タオルがこれだけ復活するので、新品タオルはもっと心地良い仕上がりになりそう!
ちなみに、タオルコースは一風変わった楽しい洗い方をしてくれます。
- たっぷりの水で洗う。
- 洗濯脱水後に、タオルをパタパタとはたく。
- タオルの素材自体が持つ水分を奪わないよう、乾かす(乾かしすぎない)。
というタオル洗濯理念に基づいて進む洗濯のようすを、透明な窓から観察することができます。
縦型のときは洗濯のようすが見られなかったからちょっと新鮮!
スマホで洗濯!:★★★☆☆
専用アプリをダウンロードしておけば、外出先からスマートフォン経由で洗濯スタート! なんてこともできちゃいます。
仕上がりの時間を帰宅時間に設定しておけば、お家に帰ったらあとは洗濯物を畳むだけ。現在の進行状況もアプリで教えてくれます◎
ただし常に洗濯機がWiFiにつながっている必要があります。(※当たり前ですが……)
モバイルルーター派で外出するときはルーターごと持っていっちゃうよ! という人にとってはあまり魅力的な機能ではないかもしれません。
お手入れのしやすさ:★★★☆☆
Cubleに限らず、ほとんどの洗濯乾燥機は乾燥機能を使ったあとのお手入れが大事。
Cubleの場合は3箇所のフィルターについたホコリを取らなければならないのですが、こちらはびっくりするほど簡単。3箇所合わせて30秒もかからないくらい。
また、洗濯機からワカメ(=黒カビ)が収穫できる問題については乾燥機能を使うとある程度洗濯槽そのものも乾くため縦型よりも発生リスクが低いみたい!
ドアパッキンが気になる
乾燥後、パッキンの内側にホコリや髪の毛が残るので、洗濯終了後はタオルなどを使って拭き上げたほうが良さそう。
それから、写真は洗濯のみのコースを終えたあとの写真ですがご覧のとおり水滴が残るので使用後はしばらく扉を開けておいたほうが無難です。
文句一つ言わずに乾燥までやってくれる健気ないい子なので、このあたりのお手入れは面倒くさがらずにやりたいところ……!
縦型のときに比べて洗濯機入り口付近のメンテナンスはやりやすいように感じます◎
少し使い込んでみて、また詳細なレビューをしてみようと思っています。
新生活のヒント|洗濯機を選ぶコツ
以前使っていた洗濯機は学生寮を出てはじめて一人暮らしをするときに購入した縦型洗濯機でした。
わたしもそうだったように、学生さんの場合は縦型洗濯機を購入することが多いかもしれません。
量販店に行くと色んな種類の洗濯機が並んでいて目移りしてしまうけれど気をつけてほしいことが2つあります。
1|縦型で乾燥機能付きのものはおすすめできない
格安縦型洗濯機の乾燥機能はほぼないに等しいと考えたほうが無難。いわゆる乾燥機みたいな機能を想像するとがっかりすることもあるかもしれません。
化学繊維の衣類の場合は「ちょっと乾いたかな?」くらい、その他の布製品については「乾く」というより「乾きやすい状態にできる」といった具合です。
機種によっては乾燥機能をつけたために脱水能力がちょっと落ちてることもあるので、購入の際はレビューをよくチェックしてからにすることをおすすめします。
2|カーペットやシーツを頻繁に洗濯するなら一回り大きめが◎
一人暮らし用洗濯機のおすすめ容量といえば4 kg前後。
以前使っていた縦型洗濯機は4.2 kgのものでしたが、普段遣いするぶんには全く不自由しない容量でした。
説明書には「毛布が洗濯できます」となっていても、それは毛布(の素材)が洗濯できますという意味合いだったようで、実際に洗濯したところ水を吸って毛布が巨大化→水が洗濯槽に入り切らなくなる→大洪水という悲劇に見舞われました。(※実話)
シーツの洗濯についても、4 kgの洗濯機では冬物のマイクロフランネルシーツなら頑張って2〜3枚が限界。
週末にまとめて洗濯しちゃおう! と思っても何度かに分けて洗濯しなければならないのが面倒だったので、一人暮らしでももう少し大きめの洗濯機を購入してもよかったかもしれません。
まとめ
Panasonic Cuble、本当に買ってよかったと思える洗濯機でした。
乾燥まで終わっていて、畳むだけで洗濯終了! というのが本当にありがたい。洗濯物を干すって、地味に時間がかかりますもんね……。(1回10分、2日に1回のお洗濯だとしても一ヶ月換算すると150分も洗濯物干してる……)
手軽に買えるものではないからこそ、じっくり検討してから購入したいですよね*
少し使い込んでみて、また詳しいレビューをお届けできればと思います。洗濯機の購入を検討されているみなさんの参考になれば幸いです*
それでは!