先日、本格的に貯金をするよというお話をしました。
今回はその続き!
スライド式貯金と、無印良品のフリースケジュールノートを使った家計簿づくりについてのお話です。
スライド式貯金とは
スライド式貯金(以下スライド貯金)というのは、1ヶ月を35日=5週間としてやりくりする貯金法のこと。
すると、ひと月およそ5日ずつ多くやりくりすることになるため、半年に一度ミニボーナスを作り出すことができるのが特徴です。
もちろん、ただ35日として計算するだけだと「私の予算、低すぎ……!?」ということになりかねないので、無理なく続けられるように予算と日数を決める必要があります。
スライド貯金のはじめかた
さて、スライド貯金のはじめかたについてですが、実はここがいちばん大切。
そう、貯金を始めるにあたっていちばん大切なのは「いくら貯まったか」という結果ではなく「暮らしてゆくのにいくら必要か」を知ること。
ダイエットと同じで、無理な貯金は続かないし、逆に浪費を招くことも……。
普段浪費気味だな〜、と何となく把握しているのと、「毎月、化粧品買いすぎだな……」と内容まで把握できているのとでは、その後の貯金の効率もだいぶ違います。
そこで、まずは月にいくら必要なのかを調べてみましょう。
変動費を知ろう
スライド貯金を始めるにあたって、まず決めなければならないのが変動費。
これはお給料(もしくは1ヶ月の予算)から家賃や光熱水費、通信費といった毎月固定で支払わなければならないお金(これを固定費といいます)を差し引いた額のこと。
固定費はざっくりとで大丈夫。
迷ったときは気持ち多めに計上しておくと、あとからカツカツになることが少ないのでおすすめ。
ただし、ここで少し大事なポイントを1つ頭に入れておきましょう。
本当に毎月固定で出ていく費用だけを考えること!
コスメ買いたいから美容費も入れて、本も買いたいから書籍代も入れて……とやっていると高確率で失敗します(※経験談)。
予算を決めよう
変動費が分かったら、次に予算を決めます。
今回、わたしは1ヶ月を35日としたので、さっき計算した変動費を35で割ります。
そうして出てきた値が1日あたりの予算!
いかがでしょうか。意外と少なくないですか……?
そう、貯金をすると1日あたりいくら使えるのかということがとてもよく分かるようになります。
お茶を毎日自販機で買うよという人や、お菓子ついつい買っちゃうんだよねという人は、一度の額は小さくても実は大きな浪費に繋がってる……ということがなんとなく分かるポイントかもしれません。
日にちを伸ばすか、予算を絞って貯金に回しておきましょう。
スライド貯金の日数を決めよう
35日では予算が少ないよ!という場合は一般的なひと月単位での貯金がおすすめ。慣れてからスライド貯金に移行するとスムーズです。
逆に予算が多すぎだ……!という方は40日周期でも◎
必要なお金まで削ってしまうと、せっかく貯金をはじめても続かなくなってしまう可能性が高くなります。
日数の調整が終わったら、いよいよスライド貯金スタート!
今回はお給料日までまだちょっとあるから、お金の振り分けについての記事は今度更新します*
家計簿について
少し前の記事で紹介したフリースケジュールノートを活用した家計簿フォーマットが決まりました。
マンスリーページに日にちを書き込んだ後、右下に35日周期を書き込んで「いま何日目なのか」がパッと把握できるようにしています。
使ったお金は色分けをしてざっくりと記入。
ナス85円、大根78円……なんて細かく管理するのは無理なので「食費163円」みたいにざっくりと!
まずはいちばんお金がかかっている部分を洗い出せたらいいな〜、と思っているのでざつくりと。ついでにフォーマットもゆるゆる固めてゆけたらよいな、と考えています。
家計管理の記録
頭痛が痛いみたいな文ですが、今回はじめて家計管理をするにあたって「これは良かった!」「これはイマイチ合わなかった……」ということを記録しておこう、ということで普段使い用の手帳に思考の軌跡をメモしています。
最初に決めたものを変えないスタイルより、現状に合わせてブラッシュアップしていくスタイルのほうが肌にあっているので、貯金そのもののとらえかたがどう変化していったかも記事にできたらいいなと思っています。
今回の記事のメモは以下の通り。
まとめ
スライド貯金のはじめかた、ざっくりまとめると以下のようになります。
- 変動費を決める
- 1日あたりの予算を決める
- スライド貯金の日数を決める
今回の記事では、主に予算の決め方を紹介しましたが、その他の予算管理の方法や貯金の仕方については次の記事で紹介したいと思います。
これから家計管理を始めようかな……と思っている方の参考になれば幸いです*
それでは!