梅雨時期になると、毎日「通勤シューズどうしよう……」と迷いがちになりませんか?(わたしはめっちゃ迷いがち)
梅雨時期は雨に降られて靴の中がびしょぬれになりがち。かといってビニール製の靴は見た目が△。革靴を履きたいけれど、突発的な雨に降られたら立ち直れない……。
今日ご紹介するのは、スイスのスポーツシューズメーカー「On」のクラウドウォータープルーフ。プライベートでも通勤でも履けるイチオシの一足です◎
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スニーカーらしからぬお洒落さ。
まず目を引くのは特徴的なソールデザイン。中空構造になっていてシューズを軽量化するだけではなく、見た目もスポーツに寄りすぎない絶妙なバランス感を保っているところが素敵。
スポーツだけではなく普段使いにも最適、と公式が謡っているとおり、アクティブな服装からスーツスタイルまで自然に溶け込んでくれるところもお気に入り。特に単調になりがちなスーツのときは、足元で個性を出せるだけではなく歩きやすいので一石二鳥◎
靴紐、結ばなくていいんです。
デフォルトではゴム紐が通されているイージーエントリーシューレースですが、これがまた使いやすい!
靴紐を結ぶ手間も、ほどけてしまうリスクもゼロ。しかも着脱が非常に楽!!
特に脱いだり履いたりといった動作が多い人ほどこの靴紐の恩恵をダイレクトに感じることができるはず。
高校勤務なので、体育館で履き替え、音楽室で履き替え、和室で、保健室で……ととにかく頻繁に靴を脱いだり履いたりするのですが、わたわたすることがなくなりました。サッと脱げるしスッと履ける。本当にストレスフリー。
ランナーの中にはこのゴム紐のままレースに参加する人もいるみたいですが、うん、納得。
この靴紐をデザインした人は天才だと思う。
ちなみに、カラーは本体色がブラックでブランドロゴが白(実は反射材ぽい素材になってる)のものを選びました。
本当はオールブラックを狙っていたのですが、フィッティングしたら案外重い印象だったのです……。
クラウドシリーズのシューズは色によって見た目と履いたときの大きく印象が変わるので、気になるカラーがある方はクラウドと合わせる可能性が高い服装でフィッティングに行くのが◎
靴紐タイプが選べるよ!
Onシューズはゴム紐がデフォルトですが、いわゆる普通の靴紐にも変更できます。
普通の靴紐用の通し穴もちゃんと用意されているのですが、ゴム紐を使用するときに通し穴が浮かないようにデザインされているところのこだわりもすごい。
▲布リボンタイプの靴紐もついているので、好みに合わせてスタイルを選ぶことができます◎
発売当初は「こんなのがランニングシューズなものか」と言われたことも。
Onのクラウドシューズが発表されたのは2014年。当初は「どんなペースでも走れるシューズ」というコンセプトが斬新すぎて「こんなのがランニングシューズなもんか」と酷評されたこともあったようです。
しかし、Onのコンセプトでもある「どんなスタイルでも、どんなシーンでも履けるスポーツシューズ」というこだわりは徐々に世界に浸透。このフレキシブルさは、実際に履くと「なるほど……いいぞ……!」とじわじわ実感することができます。
何より軽い。しかも100%防風防雨。
重さは片足約210g。普段愛用しているNewBalanceの靴がおよそ300 gなので、ずいぶん軽く感じました◎
ソールについては、ぱっと見めちゃくちゃバネが効いてて柔らかそうに見えますが、履いてみるとしっかりめのゴム感。
硬いと柔らかいのいいとこどりをした履き心地で、左右にねじりを加えても分割ソールが柔軟に対応してくれるので靴の中で足の裏がねじれることはありません◎
クラウドシリーズはタイヤを少し柔らかくしたような着地感なので、柔らかい着地感が好きならニューバランスに軍配が上がるかな? という履き心地です。
みょんみょん跳ねるような歩き心地が癖になる無印良品のスニーカーですが、雨耐性は0なので雨の日にはおすすめできません……。
ただ風通しは抜群なので「ちょっとそこまで」の靴をお探しの方はぜひ一度店頭でためし履きをしてみてください。
雨の日でも全然濡れない!
なんと初めて履く日が雨降りだったのですが、足がまったく濡れなくて感動。
水滴はスニーカーの上に乗るのですが、浸透することなくぱちぱちと弾いてくれます。
お店の方によると「流石にGORE-TEXほどの撥水性はない」とのことですが、タウンユース&通勤ならまず心配はいらないなと思わせてくれる心強さがあります。
撥水性抜群となると風通しは微妙……という靴も多い中、オンのクラウドウォータープルーフはまったく蒸れず快適に歩くことができました◎
欠点:お値段が高め(というか高い)
オン唯一の欠点というのがお値段。
クラウドウォータープルーフは17,380円。持ちと機能を考えたら買いであることは間違いありませんが、ぽんと出せる金額ではないところが悩みどころです……。
ウォータープルーフではないバージョンも店頭に並んでいましたが、さほどお値段が変わるわけではないのでわたしはウォータープルーフをおすすめします。
特にブラック系は人気のようで、入荷してもすぐ売れてしまうのだとか。
(わたしもラス1を滑り込みで購入しました)
また、サイズ感もかなり日本のものとは違うなという印象を受けたので、購入の前には一度スポーツ用品店などでフィッティングをするのがおすすめです◎
サイズについて
海外ブランドあるあるですが、やっぱりOnも日本サイズとの間に若干の差があります。
たとえば、ふだん24.5 cm の靴を履いているわたしの場合、公式によるとUSでは「7.5」だよと表記されているけれど、実際にぴったりサイズだったのは「8(=25 cm相当)」でした。
店員さんによると、7.5 は 23.5~24 cm を履いている人にぴったりのサイズ感なのだそう。
できることなら一度店頭でサイズを確かめてから買うのがおすすめだけど、通販をする場合は「自分のサイズ+ 0.5 cm」のものを購入するのがいいそうです。
わたしはメーカーによって 24 cm でちょうど良いこともあるのですが、そういう人の場合は「大きいほうのサイズ+ 0.5 cm」で大丈夫とのこと。
ちなみに、Onのシューズサイズはタン裏についています。
靴の裏には書いていないので、サイズ確認をするときはここをチェックしてみてください◎
まとめ
今回はようやく出会えた理想の通勤シューズ:On クラウドウォータープルーフをご紹介しました。
- 軽い、お洒落、雨に強いの三拍子揃った優秀シューズ
- 通勤・通学用の靴をお探しの方にイチオシの一足!
- ただし、サイズにかなり振れがあるためフィッティングしてからのご購入がおすすめ
- 公式のサイズガイドを参考に普段の靴のサイズ + 0.5 cm のものをチョイスすると良さそう!
ブラックなど、カラーによっては売り切れしやすいため気になっている方は出会ったときが買いどきかもしれません◎
それでは、また次の記事でお会いしましょう*