能率手帳に限らず、手帳を使っていると必ず出会うのがずばり「空白どうする問題」。
空白は悪いことではないと分かっていても、やっぱり余白が気になっちゃう! というあなたのために、今回はわたしの余白活用アイディアをご紹介します!
Contents
絶対生まれる「空白地帯」
ロイヒトトゥルム、ほぼ日手帳、能率手帳普及版を経てようやくたどり着いた能率手帳小型版。
絶妙なサイズ感が分かったとはいえ、やっぱり生まれる空白地帯。
日記にせよ手帳にせよ、毎日書くことができるのが一番だと分かっているけれど、仕事や勉強が忙しい期間は予定を書く暇がないなんてこともしばしば。
逆に、やることがなさすぎて何も書くことがないという日があるのも悩みのタネ。だからといって、マステやシールを貼りすぎるとうるさくなる……。
ということで、今回はわたしが普段実践している余白活用方法を紹介します!
書きたいことが生まれるまで余白は放置。
まず「余白ができたらどうするか?」ということですが、わたしは書きたいことが出てくるまで放置しています。一日分でも一週間分でも、無理やり埋めようとせずにとりあえず放置。
ほぼ日手帳に挫折したときの感覚から、わたしはどうやら「書きたくない(書くことがない)のに無理やり頭を捻って余白を埋める」というのが苦手らしいということが分かっているので、書きたくなるまで待つことにしています。
日付が振ってある日のことしか書いちゃいけないのではという先入観にも別れを告げ、メモを記入した日付を振って余白をちょこちょこと埋めるようにしてからは手帳ライフが一気に快適になりました◎
なんとなく埋まりそうなんだけど今は書くことがないかな……といった具合の余白ならOKですが、あまりにも余白がありすぎる場合はひとつ下のサイズに変更するのが良いかもしれません。
手帳を続けるための第一歩は、自分に合ったサイズの手帳を見つけること。サイズの指標になるのが「余白」だと思うので、「この余白は無理だ」と思ったら思い切ってサイズ変更してみてください◎
(それまでの間は余白ができても仕方ない!と割り切って今の手帳を愛でましょう笑)
1|その日のニュースを書いてみる
余白に書き込むトピックとして、一番手軽かつおすすめなのがニュースを記入するという方法。ちょっと大きめの余白にも対応できるのでおすすめです。
- SmartNewsの見出しをメモする
- ニュースの概要+自分の感想をメモする
- 関連ニュースを箇条書きで書き出す
進学や就職で面接を控えている学生のみなさんは余白がなくても手帳にニュースを書き込む癖をつけておくと、あとになってから本当に役に立ちます。(※経験談)
気になっていたニュースを書き入れるようにすると自分の興味の方向がはっきりするだけでなく「あれっていつ頃から話題になり始めたんだっけ……?」という疑問にさっと答えることができるようになります。
例えば、最近話題のトイレットペーパー不足。話題自体は知っていても一体いつから話題になり始めたんだっけということは案外見落としがち。
試しに、このメモを参考にニュースや新聞を使って動向を確認してみました。
- 【2/25〜】小売店のトイレットペーパー(以下TP)発注数が増え始める。
- 【2/27】TPが品薄になるというデマが広がる。
- 【2/28〜】TPが買い占められて本当に品薄に。ニュースになる。
- 【3/3】生産会社さんが「在庫はたくさんあるよ!」とツイート。
- 【3/4】イオン木場店に大量入荷のお知らせ。
- 【3/8現在】だけどまだ自宅周辺のお店では品薄……。
正確にこの日から! と言い切ることはできないけれど、それでも自分のアンテナに引っかかった日が分かるというのはとても大切なこと(だと思う)!
実は今回の混乱でヒヤリとしたので、日曜日に防災用のバッテリーをこっそり購入しています。小さなヒヤリ経験の積み重ねがとんでもない事態を招くというヒヤリハットの法則というのもあるくらいなので、甘く見てはいけませんね……!
社会に目を向けながら手帳をつけてゆくと「いつもとちょっと様子が違う」ことに気付きやすくなるので、情報に惑わされることが減ったり先を見越して行動できるようになったりする……かもしれません。
2|ウィッシュリストを作ってみる
バレットジャーナルなどでよく見る「100のやりたいこと」のようなものではなく、その日なんとなくやりたいと思ったことを記入するのもおすすめ。
こうしておくと、「なんか暇だな……」というときに手帳を見直すだけで「いますぐできそうなタスク」を見つけることができます◎
さらに「なにかやりたいと思ってたことなかったっけ?」と手帳を見返すことが多くなります。
前の記事にも書いたけれど、手帳を続ける秘訣は自分自身にいかに面倒くさいと思わせないかが大事だと思っています。
「余白を埋めてる」というどちらかといえばマイナスな感覚を、やりたいことを忘れないようにメモしておく→手帳を見たらやりたかったことが確認できる! という感覚へ持っていくことができれば、手帳を開く回数が自然と多くなりますよ◎
たとえばこんなリストもおすすめ*
- 読んだ&読みたい本リスト
- 行きたいところリスト
- 買いたいものリスト
- 週末の予定リスト(ずっと先の予定も◎)
- 献立&食べたものリスト
3|心を動かされた話をメモしておく
これはちょっとした白紙と言うより、まとまった空白(例えば見開き一週間まるっと白紙など)ができてしまった場合におすすめの方法です。
テレビを見ていて「あ、素敵」と思った瞬間のことや、学校や職場でふとした拍子に聞かせていただいた素敵なストーリーを、できるだけそのままの形で(=感想とは分けて)書き記しておくと、あとからもう一度感動を味わうことができるように思います。
4|応用編:話した内容をメモしておく
応用(?)として、余白部分に「話した人とその内容」をメモするのも◎
その人の好きなものや興味のあるものを把握しておくと会話のきっかけが掴みやすくなるので、雑談がちょっと苦手という人にもおすすめ。
通勤の合間にちょっとだけ調べてみて、キーワードや気になる情報をメモに追加しておくのも◎
その後はあまりがっつり調べずに「そういえば、○○っていうものがあるらしいですね!」といった具合で会話に折り込めばOK。ネットでがっつり知識を固めて会話しようとするよりも、お相手から詳しいことを聞こう! というところに重点を置くと案外話がはずみます。
このやり方で、自分から話を引っ張っていくのが苦手なわたしでもなんとか雑談できているので会話メモは本当におすすめ”
それから、相手がどんなものに興味を持っているかを知っているとちょっとした贈り物をするときにも役立ちます。
絶対に喜ばれるお土産○選! なんかを参考にして決めることもあるけれど「万人受けする無難なもの」よりも「相手がきっと好きなもの」を選んだり渡せたりしたら、なんだかちょっと嬉しくなるような気がするのです。
小技|マーカーで色分けする
ある程度余白に書き込むトピックが決まってきたら、項目ごとに色分けをすると手帳を見返すときに便利です。
色分けの方法は好きな方法でOK。
蛍光ペンでなぞったり、色ペンで囲ってみたり、付箋を貼るというのもおすすめです。手帳の最初のページに凡例を作っておくと、さらに使いやすくなると思います◎
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は手帳の余白活用方法について紹介しました。他にもこんな活用方法がおすすめだよ! といったアイディアがあれば、Twitterやコメントで教えてくださったら嬉しいです*
空白を持て余し気味、いくつかのページにちょこちょこ余白あがるよ、という方の参考になれば幸いです◎
それでは!