明日は3月11日。東日本大震災が発生した日です。
災害時に最も重要なものの1つが、情報。スマホ1つで様々な情報を集めることができるけれど、いざというときにスマホの充電がない……! なんてことがあったら大変。
備えあれば憂いなし! ということで、今回はAnkerのモバイルバッテリーのレビューをお送りします。
Contents
Ankerって?
「Anker」は米Google出身の数名の若者達によって2011年に創設されたブランド。高品質かつスタイリッシュなスマートデバイス周辺機器がお手軽に購入できるとあって、世界各国で圧倒的な人気を誇っています。
「Anker」は一人ひとりのモバイルライフをより快適で有意義な時間にできるよう、最新テクノロジーに裏打ちされた価値ある製品を、納得の価格と安心のサービスで提供するモバイルライフのパートナーとして、これからもトップランナーであり続けます。
さらに、Ankerから発売されている製品はとにかく種類がものすごいのも特徴。
モバイルバッテリーだけ見ても「で、結局どれがいいわけ?」となるくらいたくさんの種類があるので、ネットレビューだけを参考にして決めるのは至難の業。
まずは目的と予算を決めよう
Ankerに限らず、モバイルバッテリーを購入するときにはどこで、何のために使いたいかを考えると◎
お出かけ先でちょこっと使いたいだけなのに容量が大きいからと言ってめちゃくちゃ重いバッテリーを購入すると結局バッテリーを持ち歩かなくなってしまいます。
年々進化を続けるモバイルバッテリーの性能はピンキリです。
求める機能がないのは論外だけど、あまりにオーバースペックなのも考えもの。頻繁に使うわけではないなら充電速度はゆっくりでも大丈夫そうだなとか、スマホの充電だけできればいいから低電流モードはいらないかもといった具合に、機能の取捨選択をすると費用が半分程度に抑えられる場合もあります。
今回、わたしがモバイルバッテリーを購入するときのチェック項目としたのは以下の通り。
- 平日、15時頃にはiPhoneの充電が3割以下になる。(機種はiPhone X)
- 帰宅まで充電がもてばOK。フル充電しなきゃいけないことは滅多になし。
- 非常時に一週間程度*、スマホの予備電源として使えそうなバッテリーも欲しい。
- できるだけコンパクトで軽いモバイルバッテリーがいい。
- コスト重視。急速充電は気になるけれど、とりあえず非常用なのでお値段的にも準備しやすいものを揃えたい。
災害発生時、ライフラインの復旧にはおよそ1週間程度かかるとされています。そのため、防災のために備蓄するものは7日分を基準にすることが多いです。
非常時に使う目的でモバイルバッテリーを購入する場合も同様に1日の充電回数×7日分の容量を基準に考えますが、パソコン等から充電をすることもできるため日頃からパソコンやタブレットを満充電する癖をつけておくと良いかも!
実際に購入したモバイルバッテリー
今回わたしが購入したAnkerのモバイルバッテリーは2つ!
【追記】
急速充電器(モバイルバッテリーじゃなくてモバイルバッテリーやiPhoneを充電するときに使う急速充電プラグ)も購入!
お値段を抑えてPD非対応のモバイルバッテリーを選択したけれど、近いうちにPD対応のモバイルバッテリーも購入しそうなので先を見越して購入。最初からPD対応にしておけばよかった(小声)
Anker PowerCore 10000
こちらは10000 mAhのモバイルバッテリー。iPhoneXならちょうど3回充電ができる容量です。
IQ(これチーと読むらしい)搭載なのでiPhoneの充電速度もめちゃくちゃ早い!
だいたい2時間もあれば3割程度からほぼ満充電まで復活しています◎
フル充電を3回というより、「バッテリー残量20%」の警告が出てからフル充電を2回、バッテリー残量30%程度から満充電1回くらいできるかな? といった感覚です。
ちょうどクレジットカードと同じくらいの大きさで、重さはたったの181 g。公式によると卵3つ分の重さだそうですが、実際にはもっと軽く感じます。
Ankerの10000 mAhモバイルバッテリーにはたくさんの種類がありますが、今回PowerCore 10000を選んだ理由は軽さとお値段。
重さで言うとAnker PowerCore 10000 PD Reduxも184 gと大健闘。
PDは10000に比べて少し細長くて分厚くなっているのが特徴です。
同じ10000 mAhでもお値段は10000の2倍くらいするけれど、ワイヤレスイヤホンを使っている人、2台同時充電がしたい人、なによりモバイルバッテリーそのものを素早く充電したいという人にはPDがおすすめ。
【Reduxでできること】
- 低電流モードが搭載|ワイヤレスイヤホンも充電OK!
- PD対応|PD対応の充電器を使えばモバイルバッテリーを3.5時間でフル充電!iPhone XSならも30分で最大50%まで充電できる
- 2台同時充電ができる。|USB-AポートとUSB-Cポートが使えます。Cポートの方は最大18W 。
ただし、モバイルバッテリーの急速充電はPD対応のケーブルと充電器が必要なのでご注意を。
それから、PDのほうはUSB−C to USB−Cケーブル(どっちもUSB-C)しかついてこないので、例えばUSB-Aポートを使ってiPhone Xの充電がしたい! という人は別途ケーブルを購入する必要があります。
Anker PowerCore 20000 Essential
20000 mAhのモバイルバッテリーは最初自宅用にしようかと思っていたのですが、リュックで持ち運ぶときはさほど気にならない重さ(500 mlペットボトルくらい)だったので持ち運ぶことに笑
普段リュックを使っている方やパソコンを持ち歩いている方にとってはさほど気にならない重さです。
ただし、小さめのバッグを持ち歩いている場合は結構ずっしり来ますので、家電量販店(わたしはビッグカメラで確認しました!)で実際に重さを確認することをおすすめします。
注意事項はPowerCore10000とほぼ同じですが、PowerCore Speed 20000 には急速充電器がついているのが特徴。
わたしが購入したのはPD非対応のモデルですが、少し予算に余裕がある場合や頻繁に大容量のモバイルバッテリーを利用する場合は断然こちらがおすすめです。
別バージョンの20000 mAhモデルにはついていないので、購入を検討中の方は急速充電器の有無も要チェックです◎
ちなみに、PD非対応だと20000 mAhということもあってやっぱり充電時間は長め。
途切れ途切れの充電で2日程度かかるので、そんなの待てない! という場合は少しお高めでもPD対応のモデルを購入するのが◎
目的とコストのバランスを考えて購入しよう!
年々進化を遂げているモバイルバッテリーたち。
急速充電機能や複数台同時充電などなど、魅力的な機能はたくさんありますが非常時の備えとして購入するならコストも大事。
PD非対応モデルでもiPhoneへの充電速度は全く不満を感じないので、上位モデルを購入するかどうかは
- 予算に余裕がある&頻繁に使用するならPD対応モデル一択。
- iPadやMacBookなどの充電も行うならPD対応モデルがおすすめ。
- 低電流モード(=ワイヤレスイヤホンの充電)の有無は要チェック。
- モバイルバッテリーをどうしても早く充電したいならPD対応モデルを!
というところで決めても良さそう。
特に、モバイルバッテリーは普段持ち歩かないけれど、もしものときのためにフル充電した状態で手元に置いておきたい(=頻繁に使用しない)という場合はコストを抑えたPD非対応モデルでも十分だと思います。
普段から頻繁に使いそうな10000 mAhのモバイルバッテリーはPD対応の上位モデルを、据え置きメインになりそうな20000 mAhのものはPD非対応といったチョイスも◎
まとめ
今回のまとめはこれに尽きます。
情報は非常時の必須確保アイテムですが、ラジオを併用することでiPhoneの充電をセーブすることも可能。わたし自身、3.11発生時にはスマホよりラジオに助けられた経験があるので、すべての情報をスマホだけで集めなきゃ……! と考える必要はありません◎
最近ちょっとスマホのバッテリーが減りがちなんだよな……という小さなモヤモヤが、もしものときには一気に大きくなるものです。
できることから少しずつ。
「もしも」をどこかで予想しながら生活することが実は一番大切なことかもしれません。
今回の記事が、なにかのお役に立てましたら幸いです*
それでは!
【▲PD対応|予算に余裕があるならベストバイ!】
【▲PD非対応|コスト重視ならこれ!】
【▲PD対応充電器|PD対応モバイルバッテリーの充電におすすめ!】